カハタレ日誌

カハタレの稽古の様子

20211114 どうやって台本を選ぶか--共同制作のむずかしさ

先週は、台本を決めるためのテキストは揃ってきたからそれをどうやってまとめるか、ということで各自がそれぞれ一本通して書いてくることになっていた。

 

はじまりはいつものように、丹澤さんのファシリテートでヨガ。しながらブリーチ、ナルト、呪術廻戦のこととか話す。

 

「ナルトに呪いでてきたよ」

「ブリーチはめっちゃ剣で戦うよ」

「呪術廻戦は意外と素手の殴り合い」

 

さあ、じゃあ、読んでいきますか。

 

桐「ぐみ、食べ始めちゃった」

 

みんな笑う。

 

稲「じゃあ、桐ちゃんのからいこうか」

 

 

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南「問答部分が固有名詞じゃなくなって、抽象化されてるのがいいね」

 

稲「”男”と”女”の会話になってる。ところどころに入ってるのも自然でいい」

 

次、丹澤さんの。

 

 

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みんな「すごい!力作!大作!」

 

丹「夜間尿の伏線もきっちり回収してみた」

 

桐「途中めっちゃコメディ笑」

 

南「緩急ついてていいな」

 

丹「あと、キジマさんは世にも奇妙なのタモリのイメージ」

 

なるほどなるほど。では次南出くんの。

 

 

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稲「めっちゃ笑った。こんなまとめ方もできるんやな」

 

丹「カオスだけどこれはこれで好きだわ」

 

最後はガッキーので。

 

 

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南「最後いいなぁ。語りと会話が重なり合ってるのがよかった」

 

丹「スタイリッシュやな」

 

桐「問答部分は、もうちょっと削った方が見やすいかもね」

 

稲「問答がむずいんすよね・・」

 

と、最近はみんなたくさん書いてきて、テキストが増えてほくほくするのだが、大変なのはこのあと。

 

稲「どうしますかね」

 

南「どうしようね」

 

丹「決めるってなると」

 

桐「うーん、どれも違って」

 

解決策として、

・リーディング公演にして、4作品全部やるとか?

・稲垣と丹澤のを合体して見る?

 

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と、色々やってはみるものの、

決められない。書いてきた人のテキストの空気感や大事にしてる部分がそれぞれ違うから。共同制作の難しさここに極まれり。

 

稲「ちょっと、、もう、、今日遅くなってもいい?」

 

桐「大丈夫よ」

 

丹「9時までにしようぜ」

 

南「ご飯たべよう」

 

ファミマにみんなであったかい食べ物を買いにいき。食べる。少し元気が出る。

ラスト1時間で決めたこと。

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初心に立ち帰り大事なことは、

★モノローグの語り継ぎ

★呪える夫婦と呪えない夫婦の対比

★呪い問答は、ラストのあやと山下の円満夫婦に亀裂をもたらすトリガーとして機能する

を念頭に、方向性としては稲垣台本ベースで、

稲と丹が呪い問答を書いてくることで落ち着きました。

 

次は2週間後!次で台本確定するぞ。