カハタレ日誌

カハタレの稽古の様子

カハタレワークショップ天国、6月から7月

カハタレワークショップ天国、6月から7月


いつか演技や劇作のためになるかもしれないワークショップを引き続き開催します。

基本カハタレメンバーに向けてのワークショップですが、参加したい方それぞれの回、若干名募集です。参加費は500円です。

ファシリテート初挑戦という人が多い企画となっておりますので、その辺考慮していただけたらありがたいです。

ご参加いただける方は、どの会に参加するかと、お名前を稲垣のメールアドレスromantist721@gmail.com まで連絡ください。

お気軽にご参加くださいー。


あとワークショップファシリテーター募集中です。自分が深めたこと、実践してることを共有してみたい、集団で試してみたいことがある等、あれば是非。

なかなかファシリテーターってやる機会ない人が多いと思うので、この機会にカハタレメンバーに試してみたいって人も連絡ください。


以下↓ワークショップ内容

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●6/12日13:30-

ファシリテーター 鈴林 まり


空っぽになる〜演技・記述の手前を揺さぶる試み〜


舞台俳優・ライターの鈴林まりと申します。

普段、こんなことがよくあります。役や原稿を抱えてうなっているとき、創作と関係なさそうな行動の最中に、アイデアや突破口や「ああこれでいけるんだな」という最後までの見通しが瞬間的にやって来る。
私の場合は、外を歩いているとき、お風呂に入っているときなんかによく起こります。

自分が空っぽになったとき、あるいはそのあと、いいことを思いつく。
体や心の力が抜けて何者でもなくなり、楽になる。

偶然の恵みは尊いものですが、私にはそうした状態を、必要なときちょうどよく起こすためのルーティーンを求める思いがあり、何年かかけて自然と形になってきました。

条件は、具体的で、どこでもできて、やってて私が快適で、いろんな演技方法に合うこと。

今回のワークショップでは、そのような「私の普段使い」の一部や、最近関心が高まっているワークを中心にシェアします。
それらを書く作業、語る作業とからめ、生まれてくる言葉にどんな影響が及ぶか(及ばないか)みんなで探求してみたいです。

◆主な実施内容
体を動かす、プチ瞑想、プチ散歩、歩行、言葉を書く、読み合わせ、小発表 (順不同、内部記録用撮影一部あり)

◆持ち物・事前課題は、参加者あてに別途お知らせいたします。

◆定員
最大10名

◆場所
豊島区内稽古場(参加者に連絡します)


鈴林まり プロフィール
名古屋市出身。名古屋市立大学芸術工学部中退、日本大学藝術学部演劇学科演技コース卒業。
高校3年の時、北村想主宰プロジェクト・ナビが解散。大学4年の時、宮城聰主宰ク・ナウカが活動休止。20代前半まで、憧れの劇団に応募するタイミングを逸し続ける人生だった。
OL生活と日本舞踊の名取試験合格ののち、2012年、SPAC-静岡県舞台芸術センターのオーディションに合格。以後、内外で俳優・ライターとして活動。
2020年より動画制作をスタート。脚本・音楽・ナレーション・編集をトータルに行うスタイルで、体感の伝わる作品を目指す。

Twitter @mari09april



●7/10日13:30-  

ファシリテーター 中谷 森


シェイクスピア・レクチャー:ことばのかたち

◆内容
ハムレット』に『マクベス』、『ロミオとジュリエット』。シェイクスピアの戯曲は日本でもそこそこ馴染み深いようですが、これらの作品を日本語で観たり読んだりする際に、シェイクスピア戯曲の大部分が詩で書かれていることを意識する機会はなかなか無いかもしれません(シェイクスピアが生きていた当時、劇作家は”poet”、すなわち詩人と呼ばれていました)。演劇のことばが詩であるとは一体どういうことなのか?そもそも詩って何?そんなことについて皆さんと考えてみたいと思います。レクチャーでは英文をいくつか読みますが、英語は苦手という方も大歓迎です。

◆定員
最大10名程

◆場所
豊島区内稽古場(参加者に連絡します)


中谷 森 プロフィール
演劇研究者。専門は、シェイクスピア劇、比較演劇研究。現在の研究テーマは、日本語によるシェイクスピア戯曲の翻訳・翻案作品のなかで生み出される〈ことば〉の諸相。博士(京都大学)。津田塾大学学芸学部英語英文学科・専任講師。

●7/31日13:30-
出崎洋樹の舞踊ワークショップ予定
後日詳細アップします!


以上です。
本当是非よろしくお願いしますー。