戯曲はこちら↓
https://kahatare.hatenablog.com/entry/2021/12/03/073055
●セリフ合わせを四人でミラーリングしながら何回かする。
途中、木嶋さんが来て、
稲垣
セリフ間違えたら、言ってください、
木嶋
一言一句?
稲垣
一言一句よ、一言一句よ、
そして、木嶋さんの鬼チェックの元、稲垣は大分苦戦した。
桐澤
そろそろ、シーンつくってかな、やばない?
稲垣
ですね、最初からやってきますか、あのう、さ、申し訳ないんだけど、配置変えたい、
一同
はあ、
稲垣
小机を一番真ん中にして、それを挟むように岩村夫妻、その岩村夫妻を挟むように山下夫妻をおきたい。つまり、下手から山下、芽衣子、小机、岩村、あや、となります。こうすると、岩村夫妻が、去ったあと、山下夫妻が見やすいかなあと、思いまして。
一同
なるほど、やってみよう。
木嶋
人形つくってきた。
一同
ありがとうー、すんごくオドロオドロしいよー、
●最初からつくっていく。
・基本的に前に話している人がいるけど、所々で横のやり取りになったり、ガッツリシーン演じたり、ポンポン矢印が変わっていくつくりになる。
・語る人と語られる人がいて、一番語られる存在が芽衣子で、最後に全体的にひっくるめて語るのが山下夫妻両者。
・語りには語り手の主観が入るから、事実とはちょっと違う、誇張入ったり、語り手の都合よく語られがちなので、語られる存在はデフォルメされてく。
・最後に南出くんと丹澤さんの間のぼっかりした空間に言葉が浮かんでく様が見たい。
●休憩中
ドストエフスキーの白痴の話から、サスケの青いベンチの話になる。
稲垣
青いベンチ、懐かし、このこーえがー、かれるーくらいにー、君に、すーきと言えばよかあたー、会いたーくてー、しかたーなかあったー、どこにいーてもー、なにをーしてーてもー、って、すごいよね。どこにいても何をしてても、会いたくて、仕方ないてすごいよね、Mワン見てても、頭の片隅で会いたい会いたいー、って思ってるてことよね、
南出
いや、会いたくて仕方ないて考えてる奴Mワン見やんやろ、むしろ、そんな奴でも見てしまうMワンすごいわ、
丹澤
確かに、
稲垣
確かにね、むしろMワンて狂ってんな、そう考えたら、
南出
どう考えたらヤネーン、
って、具合で忙しく日々は過ぎ、一週間経ち、最後の稽古へ。
伊原さんてマブダチが来てくださる。
一度、通してみる。
なんか、絶不調だった。
伊原
いや、いいよ、最後のシーンなんでこんなに端々なのかわからんくて見にくいて思ってしまったけど、そこが実感できたらよりいいよ。
稲垣
ありがとうございますー、そうですね、最後、ハーモニーが大切な気がして、切れたくない、二人で音楽演奏してる感覚が欲しいです。それじゃ、もう、気になるところパッパッやってこう。
●音響と振り付けの確認して、最後のシーン
・言葉が浮いていく様を見たい。
・終わり方、暗転で行くかなあ、ま、現場で見て決めます。
・友達に喋ってるのだけど、ちょっと自分だとか、もっと誰か大切な人にも向かっている質もあるよねー、
・ぽっかり空いた空間への意識が重要だと思った。
●最後通して、一回目よりめちゃ良かった。
各々の演技、確認して、ターイムアップ。
あー、稽古楽しかった。
※明日から本番です。
是非みなさんクリスマスは池袋芸術劇場アトリエウエストに来てくださいー。
↓の茶会記プレイアクトという企画にカハタレとして参加してますー。
僕らは12月25日26日でますー。
よろしくお願いしますー。
◾️公式WEBページ
https://sakaiki-play-act-11.studio.site