日舞ワークショップ
小唄「白扇」を踊ります。男踊りバージョン、
ファシリテーター
坂東志賀太郎(徹平さん)
参加者
稲垣、神田、木嶋、桐澤、丹澤、出崎、南出
●みんなで和服に着替える。
徹平
まず簡単にレジュメを作ってきたんで、
「虚の身体」っていう考え方があります。
あと、男なら女踊り、女なら男踊りを習います。
「舞う」って言葉はもとは「廻る」って意味らしく、
あと腰、日本舞踊では、
この間ガッキーと行った能の体験ワークショップでは、
じゃ、今日は、「白扇」
「白扇」っていうのは結婚式でも踊れる御祝儀曲で、
男踊りのバージョンと、女踊りのバージョンがあるので、
まず男踊り、僕が踊ってるの見てもらいます。
●徹平さんの舞踊を見る。
みんな
おおー、パチパチパチパチー、
徹平
唄の内容はこんな感じです。(歌詞を見ながら)
まず、最初の二行、白扇の話をしてます。
次の二行が松の話、松は常緑樹で、
それから池の話になって、波風立たないこの池のように、
最後、羨ましいではないかいなー、と結びで気持ちを伝える、
みんな
ほええー。
徹平
それじゃあ、みんな男踊バージョンからやってきましょうか。
基本的には踵を合わせて、肘を張り、重心真下、
●みんなで歩いてみる。
徹平
あ、良いですねー、
じゃあ、次はみんなで踊ってみましょうか。
●みんなで踊ってみる。
みんな
難しいー、
徹平
もちろん難しいですよね、
(何度か繰り返し)
じゃあ、一つ一つ振りを丁寧に解説しながらやってみましょう。
以下、色々出た話。
・三つ首って動きがあって、正面向いている時に、左、斜め、
・扇が主役、新郎新婦的にも絶対落としちゃダメだし、
→扇が主役ってした時に、この操ってる人って誰なんすかね、
→基本、感情を直接的には表現しないけれど、
●徹平さんの見ながら途中までみんなで踊り。
徹平
大体みんないい感じになってきたので、次、
みんな
はーい。
徹平
じゃあ、まず僕が女踊りやるの見てくださいー。
●徹平さんのの女踊りみんなで見る。
みんな
おおー、全然違う、すごい、曲線美だ。足が全然違う。
徹平
そうですね、結構、女踊りの方が難しいかもしれない。まず、
基本的にさっきの男踊と違って、女踊りの方は、
じゃ踊ってみましょうかー。
色々出た話。
・女踊りは大抵キマる時、斜め45度を向く。
・とにかく女踊りは股が割れるのを嫌う形になります。基本的に、
・女踊りは男踊りのようにはっきりと動かない分、
・あと、上半身を柔らかく動かせるよう、
徹平
じゃあ、二グループに分かれて発表しましょうか、
●見せ合う。
徹平
あと、お楽しみコーナーとして、
●ちょっとだけ練習して、一人一人やる。
南出
楽しいけど、恥ずかしいな。(南出くんが何気に附け打ちうまい。
出崎さん、決まりまくる。様になってる。迫力ある。
稲垣、呼吸はいいけど、手が後ろにいっちゃうと形が弱くなる。
南出、独特だけど良かった。トリッキー。
丹澤、なんかよかった、呼吸が良い。
木嶋、めっちゃ間違ってたけどかわいかった。
神田、手が前に出てて力強かった。目力がある。
みんな
パチパチパチパチー、おおー、すごく楽しい。
●最後に徹平さんが今稽古してる演目など、
みんな
おおー、すごい、結構激しい。
南出
能と近しい動きが結構あるんだなあって。
稲垣
大きく違うのは表情が豊かよね。
あと地べた座る女踊りはセクシー。
丹澤
止まり方ピシってしていてすごい。
出崎
首がすごい。
稲垣
目線がすごい。
指先がすごい。
みんな
色々すごい、わー。
徹平
以上で終わりになります、ありがとうございましたー。
みんな
パチパチパチパチー。
出崎
言葉が多いなってのが面白かった。
振りがあると共有しやすい。
桐澤
演目の一番大事なところを掴むのが大事なんだなって感じた、
徹平
白扇の場合はお祝いする気持ち、おめでとうって気持ちが大切
扇子をうまくにぎれているかとかより、
桐澤
座敷遊びで芸妓さんに踊ってもらうとか、
徹平
息遣いまで聞こえる距離だと一層ですね。呼吸が一番大事、
桐澤
筋肉的な力に見えるけど、それよりは呼吸が大事ってことか。
稲垣の感想
日舞の極意をサラッと教えてもらって、